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Macの画面録画の仕組みと手順|内部音声・保存先の注意点

Saturday2026/07/25

Macの画面録画の仕組みと手順|内部音声・保存先の注意点

Macで画面を収録するときは、先に「どの範囲を映すか」「話し声を入れるか」「Macで再生中の音も必要か」を決めることが大切です。ショートカットを知っていても音声設定や保存先で迷いやすいため、まず標準機能の範囲を確認し、その後に実際の操作へ進みます。

Macの標準画面収録でできること

macOSの標準画面収録では、画面全体または選択範囲を動画にし、マイク入力、開始タイマー、保存先などを設定できます。簡単な操作説明や不具合の共有なら、追加アプリを入れる前に標準機能を試すのが合理的です。

フローティングサムネイルの使い方

「オプション」でフローティングサムネイルを有効にすると、収録終了後に画面右下へ動画の縮小表示が現れます。クリックすると内容をすぐ確認でき、不要な冒頭や末尾をトリミングできます。短い手順動画では、保存先を探すより先に失敗を見つけられる点が便利です。

クリック表示の設定

「マウスクリックを表示」を選ぶと、クリックした位置が円で示されます。設定画面やアプリの使い方を説明する動画では、視聴者が操作位置を追いやすくなります。一方、映像作品やプレゼンテーションをそのまま収録する場合は、表示しないほうが画面をすっきり保てます。

タイマーと保存先の設定

タイマーは録画時間の上限ではなく、収録が始まるまでの待ち時間を設定する機能です。開始前にウインドウを整えたい場合や、カーソルを所定の位置へ移したい場合に役立ちます。

Macの画面録画の保存先は、初期状態ではデスクトップが選ばれていることが一般的です。「オプション」の保存先から書類フォルダなどへ変更できます。長時間収録では空き容量も必要になるため、開始前に保存先と空き容量を確認しておくと管理しやすくなります。

Shift + Command + 5の基本操作

Shift + Command + 5を押すと、画面下部にスクリーンショットと画面収録のツールバーが表示されます。先に収録範囲を決め、音声と保存先を確認してから始めると、撮り直しを減らせます。

  1. Shift + Command + 5を押してツールバーを開きます。
  2. 「画面全体を収録」または「選択部分を収録」を選びます。
  3. 「オプション」でマイク、タイマー、保存先、クリック表示を確認します。
  4. 「収録」をクリックします。選択範囲の場合は、枠の位置と大きさを整えてから開始します。
  5. 終了するときは、メニューバーの停止ボタンをクリックするか、Command + Control + Escを押します。
  6. 保存された動画を再生し、音声と映像を確認します。必要に応じてフローティングサムネイルやQuickTime Playerで前後をトリミングします。

macOSスクリーンショットアプリでShift + Command + 5を押して画面収録ツールバーを開く場面

画面全体と選択範囲の違い

画面全体の収録は、メニューバーを含む操作の流れを見せたいときに向いています。選択範囲の収録は、通知や別のウインドウを映したくないときに便利です。個人情報が映り込む可能性がある作業では、必要な範囲だけを選ぶ判断が安全です。

macOSスクリーンショットアプリで画面全体と選択範囲を切り替える操作

録画の停止・保存・編集

停止後の動画は指定した保存先へ書き出されます。ファイルが見つからないときは、デスクトップ、書類フォルダ、直前に「オプション」で指定した場所の順に確認します。フローティングサムネイルを閉じても、保存処理が終わればファイルは残ります。

編集は、動画をQuickTime Playerで開き、「編集」から「トリム」を選ぶと前後の不要部分を削れます。10秒ほどの短い収録を停止し、保存ファイルを開いて映像、マイク、保存先の3点を確認してから本番へ進む流れが効率的です。

QuickTime Playerで画面収録する流れ

QuickTime Playerの「ファイル」から「新規画面収録」を選ぶ手順

QuickTime Playerから始めたい場合は、「ファイル」メニューの「新規画面収録」を選びます。表示される収録ツールはmacOSの標準画面収録と共通するため、範囲、マイク、保存先の考え方も同じです。

  1. QuickTime Playerを開きます。
  2. メニューバーの「ファイル」から「新規画面収録」を選びます。
  3. 画面全体または選択範囲を指定します。
  4. 「オプション」でマイク入力と保存先を確認します。
  5. 収録を開始し、終了後に動画を保存またはトリミングします。

QuickTime Playerでの画面録画は、アプリから操作を始めたい読者や、収録後すぐに簡単な編集をしたい読者に向いています。標準機能だけで十分な内容なら扱いやすい一方、Macの内部音声まで収録したい場合は、macOSのバージョンと利用する環境に応じた追加確認が必要です。

30秒ほどの短い確認では、内蔵マイクを選ぶと話し声は入りますが、ブラウザで再生している音が同じ設定で入るとは限りません。この短い確認で、マイク音声と内部音声を混同していないか判断できます。

マイク音声と内部音声の違い

Macのマイク音声と内部音声の経路、および10秒テストの確認点

マイク音声は周囲の声や環境音、内部音声はMac上のアプリやブラウザで再生される音です。Macで音声付きの画面録画を行うには、必要な音の種類を分けて設定する必要があります。

マイク音声を入れる場合

操作説明のナレーションを入れるなら、「オプション」のマイクから内蔵マイクまたは接続したマイクを選びます。内蔵マイクが収録するのは話し声や室内音であり、Macで再生中のシステム音ではありません。録画前に入力レベルと周囲の雑音を確認してください。

内部音声を入れる場合

Macの内部音声を収録する方法は、macOSのバージョン、使うアプリ、音声の入出力構成によって異なります。対応する画面録画アプリや音声収録環境を使い、画面収録権限、音声入力、出力先を組み合わせて設定します。マイクと内部音声の両方が必要な場合は、それぞれを別の音源として扱える環境を選びます。

ここは設定名だけを見て本番へ進まないことがポイントです。長い会議や講義の収録では、最初に10秒程度を録画し、話し声と再生音の両方を実際に聞いてから開始するほうが、終了後に無音へ気づく失敗を避けやすくなります。

音が入らないときの確認項目

Macの画面録画で音が入らないときは、設定を一度に変えず、次の順で切り分けます。

  1. 「システム設定」の「プライバシーとセキュリティ」で、使用するアプリの画面収録とマイクの許可を確認します。
  2. 収録画面のマイクまたは音声ソースが、意図した入力元になっているか確認します。
  3. ヘッドフォン、ディスプレイ、外部オーディオ機器を含め、Macの音声出力先を確認します。
  4. 使用中のmacOSとアプリが、必要な内部音声の収録方式に対応しているか確認します。
  5. アプリを再起動し、10秒程度の短いテストで映像と音声を再生確認します。

OBS Studioなどを使う場合は、画面収録の許可後にアプリを再起動し、画面と音声のソースが個別に反応することを確かめてから長時間収録へ移ります。環境差があるため、特定の仮想オーディオ構成をすべてのMacへそのまま当てはめないことが重要です。

標準機能・QuickTime・OBSの違い

macOS標準画面収録、QuickTime Player、OBS Studioの用途と設定量の比較

簡単な操作説明ならmacOSの標準機能、アプリから開始してすぐ編集するならQuickTime Player、配信や複数ソースを調整するならOBS Studioが候補です。機能の多さより、収録したい映像と音声に必要な設定量で選ぶと迷いません。

方式 向いている用途 マイク音声 内部音声 事前設定 停止・保存 向いていない場面
macOSのスクリーンショットアプリ 短い操作説明、画面全体または範囲指定の収録 選択可能 標準のマイク選択とは別に対応環境の確認が必要 少ない メニューバーやショートカットで停止し、指定先へ保存 複数の映像・音声ソースを細かく構成する収録
QuickTime Player アプリから収録を始め、前後を簡単にトリミングする作業 選択可能 macOSと音声環境に応じた追加確認が必要 少ない 停止後にQuickTime Playerで確認・編集しやすい 配信画面や複数レイアウトを作り込む用途
OBS Studioまたは対応する音声収録環境 配信、複数ウインドウ、カメラ、複数音声の組み合わせ 個別ソースとして設定可能 対応状況と音声経路を設定して確認 画面収録権限、ソース、音声経路の設定が必要 アプリ内で停止し、保存形式や保存先を設定 すぐに1本だけ録りたい場合や設定を増やしたくない場合

Macの画面録画アプリを選ぶ際、標準機能に不足がなければOBSまで導入する必要はありません。私なら、まず10秒の標準収録を試し、内部音声や複数ソースが本当に必要だと分かった段階でOBSの設定へ進みます。

Mac向け画面録画アプリの操作画面で収録範囲と音声設定を確認する場面

画面録画と動画保存の違い

画面録画は表示中の画面を時間どおりに収録する仕組みで、動画保存ソフトは対応サービスから取得した動画情報をローカルファイルとして保存する仕組みです。短い操作説明には前者、許可された動画を個人でオフライン視聴する目的には後者が検討対象になります。

BBFly DownloaderはWindowsとMacに対応し、MP4またはMKVで保存できる、各配信サービスの公式機能に対する第三者製ソフトです。ネイティブダウンロード方式を採用し、60以上の動画サービスを一つのソフトで扱えます。BBFly Downloaderの機能と利用条件を確認したうえで、合法的にアクセスでき、利用が認められたコンテンツを個人でオフライン視聴する範囲に限り、各サービスの利用規約と適用法令に従って検討してください。

Netflix向けの旧ページに含まれていたBBFly Netflix Downloaderも同じく保存系の案内ですが、画面上の操作を短く説明するだけならmacOSの標準収録で足ります。私は、音声や映像を編集しながら見せる目的なら録画、対応コンテンツをファイルとして管理したい目的なら保存、と分けて考えます。

BBFly Downloaderで配信動画の情報とローカル保存設定を確認する画面

サービスごとに収録時の表示や音声の扱いは異なります。たとえばAmazon Prime Videoの録画・保存に関する注意点Disney+の画面収録に関する注意点では、標準収録で見える結果とサービス側の条件を分けて判断する必要があります。

Maxの動画を扱う場合も、短い画面説明とオフライン用ファイルの保存では目的が異なります。Apple TV+についても同様で、Apple TV+の画面収録時の条件を踏まえ、必要以上に長く収録しないことが大切です。

地域別サービスを扱うHotstarの動画保存に関する案内や、年齢制限のあるサイトを含む動画保存ツールの比較でも、アクセス権、年齢条件、著作権、個人情報の扱いを先に確認する姿勢は変わりません。

Macの画面収録で迷わないために

簡単なMacの画面収録ならShift + Command + 5、QuickTime Playerから始めたいなら「新規画面収録」、内部音声や複数ソースを調整するなら対応する収録環境を選びます。最初に必要な音声を決めることが、方法選びの分岐点です。

設定後は10秒程度の短いテストを行い、映像、音声、保存先を確認してから本番へ進んでください。録画対象に他者の発言や著作物が含まれる場合は、同意や利用条件を確認し、許可された範囲で扱います。

よくある質問

Macで画面録画すると相手に通知されますか?

macOSの標準画面収録が一律に相手へ通知するわけではありません。ただし、会議アプリや配信サービスが独自に通知や制限を設けている場合があります。参加者の発言や共有資料を録るときは、事前に同意を得てください。

「画面が監視されています」と表示されるのはなぜですか?

画面収録や画面共有の権限を持つアプリが動作していることを、macOSがプライバシー保護のために知らせる表示です。「システム設定」の「プライバシーとセキュリティ」で、画面収録を許可したアプリを確認できます。

長時間録画で無音になるのを防ぐにはどうすればよいですか?

本番前に10秒程度のテストを録り、マイク音声と内部音声のどちらが必要か、選択した入力元、画面収録権限、出力先を確認します。短い動画を再生して実際に音を聞くことが、設定名を見るだけより確実な切り分けになります。

録画した動画は自由に共有できますか?

自分で作成した資料、会議参加者の発言、配信サービスの映像では扱いが異なります。著作権、個人情報、録画対象の同意、サービスの利用条件を確認し、許可された範囲でのみ共有してください。